「文章を書く」が苦手なあなたが、文章を書けるよになれば夢は広がります。

2024年2月29日

文を書く画像※ この記事にはプロモーションを含みます ※

現代社会において、「文章を書く」機会が増えています。

会社においては、稟議書、業務連絡や取引先のメール、プライベートではSNSでの投稿などです。

メールや報告書など、文章を使って情報を伝える機会が多い職場では、的確で分かりやすい文章を書くことでコミュニケーションがうまくいき、評価もされます。

プライベートでは、友人や家族とのコミュニケーションを強化するのにも役立ちます。

手紙やメール、SNSの投稿などで、自分の思いや意見を分かりやすく伝えることも。

 

しかし、いざ文章を書こうと思っても、自分の考えや感情を文章でうまく伝えられない。

そんなあなたが、この記事を読むことで文章を書くコツがつかめます。

 

✔ この記事の内容

● 文章がかけない理由

● 文章を書く目的を考える

● 書く力があれば夢は広がる

はじめまして! 料理人になって40年、自分で独立開業して15年になるよしさんです。

飲食店の経営では、意外と文章を書くことは多いです。

新商品の紹介だったり、お客様のコメントに対する返事やメルマガでお客様に情報を伝えることなどで、私自身も文章を書くことの難しさを痛感しました。

その経験をふまえ「文章を書く」ために、いろんな情報商材やセミナーで学んで実践してきたことを今回はあなたにお伝えします。

 

「 書く力 」を身につけることで、自分自身のスキルアップはもちろん、仕事やプライベートでも役に立つことまちがいなしです。

文章が書けない理由3つ

文章を書けない理由は大きく3つあります。

1. 言葉にできないことは書けない

2. 書くための材料が揃っていない

3. 文章構造の理解が不十分なため

 

文章が書けない3つの理由について解説します。

 

1 言葉にできないことは書けない

缶コーヒー・ジョージアのCM「 世界は誰かの仕事でできている。」で有名なコピーライターの「 言葉にできるは武器になるの著者 」梅田悟司氏は、言葉にできない状態をこのように言います。

 

言葉にできないのは、考えていないのと同じである

( 引用元:WEB電通報|『 言葉に出来ない』ことは『 考えていない』のと同じである )

 

考えを文章にできない人は、たとえ考えているつもりでも、インプットして満足している状態でアウトプットが出来ていないのです。

 

それは、「 思考の整理 」が出来ていない状態で、「 思考の整理 」はアウトプットして初めて形になります。

 

そこで「 思考の整理 」におすすめなのが、ブレインダンプ

ブレインダンプ(Brain Dump)」とは、「脳の中にあるものを、すべて出し尽くす作業」のこと

やり方は自分であるテーマ決めます。

そのテーマに沿って、自分の頭の中に浮かぶものを箇条書きで書いていく

タイマーで5分を計り、浮かぶままに書くことが大切です。

誰かに見せる必要はないので、思いつくままに書いてOK!

 

やってみると分かるのですが、紙に書き出すことで頭の中の思考を可視化できるので頭の中が整理されてスッキリします。

2 書くための材料が揃っていない

文章を書くのは、料理を作るのに似ています。

 

料理をつくる時は、まず「何を作るか?」を決めますよね。

その、「何を作るか?」が文章では「何を相手に伝えたいか?」と同じなんです。

 

料理は「何を作るか?」が決まればそれに沿った材料を集めるはずです。

文章も同じで、「何を相手に伝えるか?」で、それに沿った材料を揃えていきます。

 

文章の材料を集めるために大切なこと

料理も文章も同じである

⚫︎ 何が食べたい →「 何が知りたい」

⚫︎ 食べてもらう →「読んでもらう」

料理も文章も「相手」を考えながら材料を集めていく事で、食べてもらう食事であったり、読んでもらう文章になります。

 

文章の材料を集める方法

⚫︎ 自分の経験を思い出してみる

⚫︎ 自分の疑問を深掘りしてみる

⚫︎ 本やインターネットで情報を集める

自分の経験を思い出してみる

自分自身の経験や意見を文章に取り入れることは重要です。

読み手の共感を呼び起こすことができ、魅力的な文章にもなります。

 

自分の疑問を深掘りしてみる

自分の疑問を深掘りすることは、文章を書く材料を集めるために非常に役立つ方法です。

 

⑴  Why(なぜ?)と質問することで、信頼性の高い情報を選別することができます。

なぜ?と質問を繰り返すことで、しっかりと調査ができ、正確かつ信頼性のある材料を選ぶことができます。

 

⑵  How(どうやって?)と質問することで、関連する情報のつながりが発見できたり、新しい視点を見つけることができます。

 

⑶ If(もし?)と質問することで、アイディアを拡張することができます。

自分の疑問や仮説を調査し、関連する情報や意見を集めることで、より複雑な視点や洞察を得ることができます。

 

本やインターネットで情報を集める

インターネット上で関連する情報を検索して、必要な材料を集めることができます。キーワードを使って検索し、信頼性の高い情報源を探しましょう。

専門書籍や雑誌: ウェブ上にはないような詳細な情報を得るために、専門書籍や学術雑誌を調べることもオススメです。図書館や書店で情報を収集することができます。

 

3 文章構造の理解が不十分なため

文章を書くために、材料は揃えることができました。

次は、集めた材料を使って文章を書いていきます。

材料を揃えて、文章を書くことは料理をすることと同じです。

 

子供の頃、「今日の晩御飯な〜に?」と聞いて自分の好きな料理だったらテンションが上がりましたよね。

文章も同じで、タイトルが自分の興味があるものであれば読みたいと思います。

 

料理で例えるなら、誰のために作る料理なのかを決めたら、集めた材料もどれを使うかが決まってきます。

作る料理を美味しく食べてもらうためには、どの順番で調理するのが1番良いのかも決まってきます。

文章も誰が読む文章なのか、どうするば相手に伝わり読まれる文章になるのかを考える。

集めた文章の材料は選別しながら決めていくことで文章の構造が決まります。

伝わる文章には型があり、伝わる文章構造はあとの章で詳しく解説します。

 

文章を書く目的を考える

文章を書く

「 文章を書く」の定義は、人によってさまざまだと思います。

私は、文章を書くとは「 自分が考えていること、思っていることを要約して伝える能力 」だと考えています。

自分が考えていること、思っていることをすべて書いて表現しようとすると、伝えたい気持ちが大きくなり文章が長くなって、結局は伝わらない文章に。

それでは、一生懸命に書いても時間ばかりかかって読まれることはありません。

読まれるためにはどうすればいいのか?

それは、「 文章を書く目的を決める」です。

 

目的を決めるとはゴールを決めること

文章を書くという作業には必ず目的があります。

その目的は、読み手に対して、「どんな行動をとって欲しいのか」というゴールがあるはずです。

 

ビジネス・プライベート・恋愛の3つ場面において、読み手に対してのゴールの具体例を紹介します。

 

⚫︎ ビジネスの場面

営業レポートの作成

( 目的 )
売上や取引の進捗状況などの情報を上司や関係者に報告する

( ゴール )
目標と現状のギャップを数値で説明して、ビジネスの成果や課題を明確にする。

 

営業レポートにおいて、文章を作成する場合は、忙しいビジネスマンにとって余計な情報は無駄になります。

簡潔にそしてわかりやすい文章が望むゴールとなります。

 

⚫︎ プライベートの場面

旅行ブログの執筆

( 目的 )
個人の旅行体験を共有し、読者に良い旅行プランや観光スポットの情報を提供すること。

( ゴール )
共有した相手に行きたいと思ってもらい、誰かに情報をシェアしてもらう。

旅行ブログの執筆においては、共感してもらうことが大切です。

ワクワク感や他の観光地との違いなどがわかれば、情報はシェアしてもらいやすくなります。

 

⚫︎ 恋愛の場面

ラブレターの作成

( 目的 )
相手へ自分の思いや感謝の気持ちを伝えること。

( ゴール )
愛情や絆を深めること。

自分の素直な気持ちを伝えることで書く文字数も増えるかも知れません。

具体的な例やエピソードを挙げて、その思いを裏付けると良いでしょう。

相手が覚えていないような小さなことでも、思い出してそれを伝えることで特別感が生まれます。

 

文章を書くときは、必ず目的とゴール、そして「誰に伝えるのか」を意識して書いてください。

今まで以上に読まれる文章になります。

 

文章を限られた文字数で要約する

とにかく、文章は短くする。

限られた文字数で書くことを意識すると「 伝えたいことはなにか? 」が明確になります。

明確な文章ほど伝わりやすいです。

 

おすすめは、Twitter、今の『X』です。

『X』の特徴としてポストするときは、140文字と制限があります。

自分の想いや主張を140文字を使い表現し、伝わる文章にしなければいけないので、要約する力が必要なります。

 

本を読んだ感想を40字でまとめるのもオススメです。

慣れてくると、ニュースや社説などを限られた文字数で要約する事ができ効率よく相手に情報を伝える事ができるようになります。

要約する力は、いろんな場面で応用が効くので身につけておいて損はないです。

 

伝わるための3つのポイント

  1. 何かと比較できることで考える
  2. 根拠を示す ( 根拠とは理由を具体的に説明する情報 )
  3. 理由と根拠を複数書く 

自分の頭の中を整理する道具として、フィッシュボーン図が便利です。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、『 コンビニは便利 』ということを伝えるとします。

この場合、スーパーと比べて便利な理由を考えてみます。

  • 営業時間が長い
  • 取り扱う種類が豊富
  • 色々なサービスが使える
  • 身近にある

この理由を、具体的に説明できる情報を調べます。

これが、根拠となります。

フィシュボーン図

 

 

 

 

 

 

 

 

これを、PREP法で文章にしていきます。

 

PREP法とは

PREP法とは

Point :要点( 結論・主張 )

Reason: 理由( 結論にいたる理由・主張する理由 )

Example: 根拠・具体例( 理由に説得力をもたせる事例・データ・状況 )

Point :要点( 結論・主張 )

赤い頭文字を組み合わせて、わかりやすい構成をあらわした型これをPREP法と言います。

 

PREP法のメリット

1 伝わりやすい
  結論を最初にもってくるので、「 何の話をするのか 」がわかります。
  

2 わかりやすい
  自分の頭の中が整理されていて
  結論ファーストなので、聞く側も理解しやすくなります。

3 説得力が増す
  結論を述べて、その理由と根拠をいくつも示し、最後に結論で
  まとめるので説得力が増します。

PREP方をまとめると

結論にいたる理由を明らかにし、理由に説得力のある具体例・根拠を示し、最後にもう一度要点を述べる構成です。

 

書く力がつけば夢が広がる

書く力がつくことで得られるメリットを3つ紹介します。

1. コミュニケーション能力の向上

2. 創造性の発揮

3. 問題解決能力の向上

文章を書く力があると、自分の考えや意見を的確に伝えることができます。

プライベートでは、伝えたいことを正確かつ魅力的に表現することで、友人や家族とのコミュニケーションがより豊かになります。

 

文章を書くことは、自分のアイディアや感情を表現するための一つの手段です。

文章を通じて自分自身を表現することで、創造的な側面を発揮することができるでしょう。

 

文章を書くことは、論理的思考や問題解決脳力がつき、とても有効です。

 

考えを整理し、情報をまとめるために文章を使うことは、論理的思考が鍛えられ、ビジネスにおいてはとても重宝されます。

 

転職するときや、副業を始めるときでも「文章を書く力」があれば有利になることは間違いないです。

 

まとめ

文章が書けるようになると、自然と全体像を俯瞰して見ることができ、枝葉の部分を理解して伝え「 具体的でわかりやすい 」が身につきます。

ビジネスやプライベートでも、会話や文章が「具体的でわかりやすい」のは武器になります。

そのためにも、日頃から文章を書くことを前提に要約する力を磨いて、伝われる文章の型を使って文章を書いてください。

そうすれば、今まで苦手だった「 文章を書く 」ことが、楽しくります。

 

「 文章を書く力 」を身につけることでわかりやすい言い回しや文章の心地よいリズムなども理解できます。

これから「 文章を書くのが得意 」を目指していきましょう。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。