【 時間が夫婦をつなぐ 】~夫婦の時間を大切にすることの重要性~ 】

20万9,000件
これは何の数字でしょうか?
厚生労働省の調査による2019年度の離婚の件数です。
3組に1組の夫婦が離婚していると言われます。
私自身も離婚経験者です。
離婚して気づいたはことは
「 もっと夫婦の時間をつくるべきだった」
そう思いました。
忙しい現代社会において夫婦の時間を確保するのは
お互いの努力が必要になります。
ですが
夫婦にとって、お互いに時間を共有することは
非常に重要な要素です。
お互い愛し合って結ばれた二人なので
離婚という結果にならないように
今回は私が離婚して反省したことを元に
良い夫婦関係を送るための方法と経験を書いていきます。
再婚していまでは
「 いつも仲がいいですね 」といわれますので
参考になれば幸いです。
夫婦の時間を大切にする理由とは
離婚の原因ランキング1位は男女ともに性格の不一致、「 性格が合わない 」です。
ある程度の交際をして結婚したのに「 性格の不一致 」です。
育った環境や両親の影響で
性格があわないのはある意味仕方がないことだと思います。
ですが
お互いで夫婦の時間を大切にすれば
「 性格の不一致 」は改善できます。
その理由は
- コミュニケーションの充実
忙しい日々を過ごす中で、コミュニケーション不足になりがちです。夫婦の時間を大切にすることで、お互い話し合いしやすくなり、よりよい関係を築くことができます。 - ストレス解消になる
日常のストレスを抱えた状態でいると、心身ともに健康に悪影響を与えることがあります。夫婦の時間を持つことで、お互いにリラックスし、ストレス解消にも繋がります。 - 絆を深める
夫婦の時間を大切にすることで、絆を深めることができます。お互いの価値観や考え方を共有することで、理解し合える関係を築くことが出来ます。 - 夫婦関係が強化される
夫婦の時間を大切にすることで、お互いの存在を再確認し、夫婦関係が強化されます。一緒に過ごす時間が増えることで、お互いにとっての「 特別な存在 」であることを再認識することができます。 - 家族全体によい影響を与える
夫婦の時間を大切にすることで、家族全体によい影響を与えることが出来ます。夫婦関係が良好であることが、家族全体の雰囲気を明るくすることができます。
以上のように
夫婦の共有する時間は、関係を深めるだけでなく、ストレス解消や幸せを感じることができて、離婚のリスクも減らすことが出来ます。
夫婦の時間を作り出すコツ
仕事と家庭を両立するためには、時間を有効に活用することはもちろんですが
お互いの協力は必須です。
ここでは、夫婦の時間を作り出すコツを3つ紹介します。
- 役割の分担をきめる
お互い仕事をしていると家事の分担は必要になります。
注意してほしいのは、「 やり方を相手に確認する 」です。
夫側は家事を手伝ってやっているとしばしば思いがちですが
妻が納得しないのがほとんどです。
最初にやり方を確認してわからないことはしっかり聞いてください。 - 家族とのコミュニケーションを大切にする
『親しき中にも礼儀あり』これは、家族ほど大切にするべきだと思います。
朝の挨拶や相手に対してきちんとお礼を言う。家族だからこそ、礼儀や
敬うことをわすれずにコミュニケーションを図り時間を共有しましょう。
- 定期的なデートをする
子育てや仕事などで忙しい中でも、定期的にデートをすることで夫婦の時間を作り出すことができます。デートの内容は、お互いの好きな場所に行くだけでなく、趣味を共有することや新しい場所を開拓することも良いでしょう。
夫婦の時間が幸福度に与える影響とは?
夫婦の時間は、夫婦関係の質や幸福度に大きな影響を与えることが
研究からわかっています。
夫婦の時間が多く、質が高いほど、夫婦関係の満足度が高くなり、
幸福感も向上する傾向があります。
ですが、夫婦の関係が良くないと幸福度に与える影響は限定的になります。
日々の生活の中でも、少しの空き時間を有効活用することで、
夫婦の時間を作り出すことができます。
たとえば、一緒に朝食を食べたり、夕食の後にお茶を飲みながら話をするなど、
少しの時間を使っても、お互いにコミュニケーションをとることなどです。
また、料理や掃除、子育てなどの家事を手伝ったり、
お互いにサプライズを用意したりすることで、
夫婦はお互いに思いやりや配慮を示すこともできます。
このように自分自身が得をすることを考えずに
自分の時間を使い何かをしてあげることを
「 ランダムアクト・オブ・カインドネス 」
( 無作為な親切の行為 )といいます。
皆さんも、お年寄りに席を譲ったり、大きな荷物をもってあげたり
寄付やボランティア活動をしたりすることがあると思います。
ですが
他人にはこのような行動が出来るのに
夫婦となると、なかなか出来ない男性が多いのも事実です。
「 釣った魚には餌をやらない 」
これは男性にとって耳が痛い言葉
ですが女性は「 察してほしい生き物 」です。
言わなくてもわかって欲しいんです。
察するようになるには触れ合う時間を多く作らないと
相手を知り理解することが出来ないのです。
交際中はお互いをよく見せようとします。
二人で生活して初めて本当のお互いを知ることが
出来るんですね。
だから、夫は時間を使い妻に対してちょとしたサプライズや心遣いをし
夫婦と共に過ごす時間を作る必要があるのです。
お互い忙しい日々を過ごしながら、
相手を想い相手のために時間を作るからこそ、
信頼が生まれ愛情も深まります。
夫婦が一緒に時間を過ごすことで、絆が深まり、
相手のことをよりよく理解できるようになります。
コミュニケーションや愛情表現がうまくいくと
夫婦の幸福度はあがります。
まとめ
「 離婚 」をすることに否定をするつもりはありません。
色々な要素が絡み合い「 離婚 」につながることもあります。
今回この記事を書いたのは
結婚して今、幸せな家庭を築いている方たちが
もっと幸せになって欲しいと思い
この記事を書きました。
夫婦の時間を作る大切さは
結婚して30年たった今でも実感しています。
夫婦の時間を作り努力を重ねると
それが夫婦の物語になります。
物語は人の心に残ります。
夫婦の時間が物語を作り
物語がふたりにとってのかけがいのないものに
夫婦の始まりは他人です。
籍を入れることで家族になり
一緒にいることが当たり前になり
当たり前と思う心は慢心を生みます。
だから、「 夫婦の時間 」をお互いで作り
末永く幸せな時間を作ってほしいと願います。