料理初心者の一人暮らしで失敗しないための調理道具を詳しく解説!
※この記事ではプロモーションを含みます
一人暮らしがはじまり自分にも作れそうな料理レシピをみつけ、動画を見ながらやればなんとかなるだろうと挑戦するも、結果は散々・・・
○ 調理道具や調味料がたらなくてジタバタ
○ 時間がかかりすぎてくたびれる
○ 出来上がりもいまいち
○ おまけに台所はグチャグチャ
これらは、アルバイトの子たちから相談をうける内容です。
そこで! 一人暮らしを始めた料理初心者に読んでもらうためにブログに書きました。
こんにちは!
料理人になり、独立開業して15年になるよしさんです。
「 料理は、段取り7分 腕3分 」料理人は仕込みや段取りには時間をかけます。
ましてや初心者がレシピ通りつくるためには、ますます段取り良く準備する必要があります。
そのためにも、必要最低限の調理道具は事前にそろえておくことをオススメします!
これを読んだら料理を早く作りたくなりますよ~
✅ この記事の内容
● 最初に料理初心者がつまずくポイントは
● 料理初心者 基本の調理器具
● 料理初心者が揃えておくべき消耗品
最初に料理初心者がつまづくポイントを解説
最初に、料理初心者がつまづくポイントを3つ解説します。
これを知っていれば、ミスも減らせてスムーズに料理に取り掛かることができます。
POINT 1 一人暮らしの台所は狭いことを知るべし!
家族で生活するための部屋を借りるのであれば、それなりにキッチンは整えてあります。
ですが、一人暮らしの部屋になるとそうはいきません。
● キッチンは非常にコンパクトな設計
● 収納スペースも限られる
部屋を借りる前に使うキッチンをチエックはしておくとベストです。
《 チェックリスト 》
● シンクの大きさはどれくらいか?
● 調理器具はどこにおけるか?
● 引き出しは使いやすいか?
● ガスコンロの数は?
● 冷蔵庫を置く場所はあるか?
● ゴミ箱はおけるか?
これがわかれば揃えるものは決まってきます。
無駄な買い物をせずに余分な出費も抑えられます。
まさに、一石二鳥です。
POINT 2 加減を知るべし!
料理の本を読んでいると「 最初は強火で 」と書いてあったりします。
ですが、この強火の意味が初心者と料理人では解釈が違います。
強火=全開ではない
《 強火とは 》
● 鍋やフライパンの大きさに合わせて火がはみ出ない強さの状態
強火=グラグラ
《 中火とは 》
● 鍋やフライパンの大きさより一回り小さい面積を熱していて、鍋底に火が当たるか当たらないかの状態
中火=フツフツ
《 弱火とは 》
● 火が真っ直ぐに立ち鍋やフライパンの中心だけを熱していて、鍋底に火が当たらない状態
弱火=コトコト
料理初心者は、強火とあればコンロを全開にして強くすると思いがちですが、鍋の取手が焦げたりするので注意しましょう!
あくまでも、鍋やフライパンの枠からはみ出ないように火力は調整してくださいね。
POINT 3 分量の重さを正確に知るべし!
料理のレシピによく出てくるのが大さじ何杯や小さじ何杯の分量
料理初心者にとってこれは・・・?すべて「g数」で把握するのが簡単です。
○ 大さじは、15g(砂糖の場合は約10g)
○ 小さじは、5g(砂糖の場合は約3g)
○ 計量カップは、1カップ200cc( 200ml )
○ お米1合のカップは、180cc( 180ml )で、重さは150g
● 大さじや小さじ、計量カップを使って液体を計る場合は、表面張力で少し盛り上がるくらいまで入れる
● 大さじや小さじを使って粉類を計るときは、山盛りに入れてすくい、すり切りにして計る
● 「 少々と 」「 ひとつまみ 」の違いは「 少々 」は親指と人差し指でつまんだ量。
「 ひとつまみ 」は親指と人差しと中指3本でつまんだ量
料理初心者 基本の調理器具
自分が使うキッチンのスペースが把握できたら次は、道具を揃えていきましょう!
一人暮らしのキッチンは狭いので使う調理道具は最低限に抑えたいところ、まずはここから揃えてみましょう!
調理器具
調理器具などおしゃれで、可愛いものを選びがちですが実用性があるものを選んでください。
その方が後で後悔しなくてすみます。
包丁
料理初心者におすすめは三徳包丁です。
● 野菜・肉・魚の用途に合わせて使える
● 長さは、16.5cm~18cmがベスト
● ステンレス製が扱いやすい
包丁と一緒に用意しておくと便利ですよ。
キッチンはさみ
包丁を使うのが苦手な人にはキッチンはさみは便利です。
● 包丁を使うのが苦手な人向き
● 分解できるので洗いやすい
● 野菜を切るのには不便
野菜の下準備には、フードプロセッサーが1台あれば、下ろす、こねる混ぜる、みじん切りはできますので重宝しますよ。
まな板
まな板は、初心者のうちは白のプラスチック製がおすすめです。
● 汚れがわかりやすく、よく洗うので食中毒防止に
● シンクの幅より大きい物を選ぶ
● シンクの横にまな板は調理スペースが狭くなる
料理する上でも「 調理スペース 」を十分にとるのは大切です。
フライパン
フライパンはフッ素加工を選びましょう。
● 直径24~26cmのIH対応がおすすめ
● 大きめで蓋付きを選ぶ
● 深めなら炒めものや揚げ物でも対応できる
●ふた付きだと煮物や蒸し焼きにも使える
● ふたは耐熱ガラスで穴付きがおすすめ
鍋
少し大きめの鍋を買えば便利です。
● 直径20cmのふた付き両手鍋がおすすめ
● 深さは8cm~10cmあれば、パスタもゆがきやすい
● 大きすぎると熱効率がわるくなり、煮汁を増やさないとうまく煮えない場合がある
● 底が平らで、ふちが丸見を帯びている形状が洗いやすい
菜箸( さいばし )
菜箸( さいばし ) の「 菜 」は、おかずの事をあらわします。
おかずを取り分けるので菜箸に。
加熱調理をするときに、手が熱くないようにと、普通の箸より長いのが特徴です。
● 長さが30cm~35cmが使いやすい
● さい箸は先に滑り止めがあるのがおすすめ
● 2組あると衛生的
お玉
和食ではお玉、洋食ではレードルといいます。
オススメは、横レードルでステンレス製が良いです。
● こぼしにくく、注ぎやすい
● ステンレスで劣化がすくない
● お手入れが簡単で衛生的
● 先がフック状になっているので収納に便利
ピーラー( 皮むき )
ピーラーとは英語のピール( peel )でむくという意味があり皮むき器です。
● 食材を薄くカットできる
● みじん切りや千切りを作るのに便利
● 使えば時短になる
計量スプーン・計量カップ
レシピ通りに作ろうと思えば、計量スプーンや計量カップは必要です。
料理上達の秘訣は、基本に忠実になることです。
● 計量スプーンですりきり一杯は「大さじ」が15ml分「小さじ」が5ml分
● 計量カップ「1カップ」は200ml分
● 粉末のものを計る際はすくってから平らなものですりきります。
● 液体のものは表面張力でぷっくりとするくらいが1杯
ざるとボール
ざるやボールは種類が多くて迷います。
揃えるなら、ボウル型のスレンレス大・中・小がオススメです。
ですが、一人暮らしでは、20cm以下のサイズで大丈夫です。
● ステンレス製で底が平らがおすすめ
● 直径は20cm以下を選ぶ
● 軽くて丈夫
● 熱に強く、手入れも簡単
● 汚れも落ちやすい
● 水の切れがよい
ボールは、匂いがつきにくいステンレス製がおすすめです。
電子レンジ用に、耐熱のガラス製のボウルを用意しておくのもいいです。
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すりおろし器
私たち、プロの料理人が愛用するのは羽子板型の銅製で出来たおろし金です。
違いは、すり潰すのではなく「 切りおろす 」大根やしょうがをおろしたときに違いがハッキリでます。
細胞を潰さないので、水分を多く含んだ大根おろしが出来ます。
料理初心者には、素早くおろせて受け皿がついているのが便利です。
はかり( 計量器 )
計りは、キッチンスケールと呼びます。
私が長年愛用しているのは、健康総合企業のタニタ製です。
丈夫で壊れにくいので長年愛用しています。
一人暮らしで使うなら1g~1kgまで計れるキッチンスケールで十分です。
キッチンタイマー
レシピを見ながら料理を作るにはキッチンタイマーは必需品です。
揚げる・蒸す・焼く・茹でるの調理工程にはそれに適した、時間があります。
プロの料理人になれば、目視や音や匂いで判断出来ますが、初心者のうちはキッチンタイマーで時間を計ったほうが間違いがなく安心です。
このキッチンタイマーは画面が大きく文字が見やすいので、年配のパートさんに重宝されています。
料理初心者が揃えておくべき消耗品
私たち、料理人は食材を無駄なく使う工夫をします。
そのために、保存方法には気をつけます。
一人暮らしで料理すると余分に作ることが多くなり、食材があまりがちになります。
ですが、しっかりと保存する方法を知っていれば食材をムダにすることは無くなります。
その為にも、以下の物は揃えておくと便利です。
● ラップ
● キッチンペーパー
● タッパ
● フリーザーバッグ
ラップの素材は3種類あり
1. ポリ塩化ビニリデン
2. 塩化ビニル樹脂
3. ポリエチレン
オススメは、ポリ塩化ビニリデンか塩化ビニル樹脂です。
どちらも、密着感があるためはがれにくく酸素も通しにくいです。
《 用途 》
● 使いきれなかった野菜を冷蔵保存
キッチンペーパー
キッチンペーパーはロールタイプがオススメです。
ロールタイプはどれも厚手で丈夫、またエンボス加工がしてあり、水や油をしっかり吸収してくれるので使いやすいです。
キッチンペーパーホルダーを備え付けるともっと便利になります。
タッパ
一人暮らしでオススメは旭化成のジップロックシリーズ、密閉性にすぐれていて、丈夫で使い勝手が良いです。
● のり・ふりかけ・かつおぶしなど湿気を嫌うものを保存するのに便利
● 冷凍保存や電子レンジでも使える
● 収納もしやすい
フリーザーバッグ
冷凍保存や冷蔵保存に便利なフリーザーバッグ
厚さが0.06mmのもので、耐熱や耐冷温度や電子レンジで対応かも調べて購入してください。
オススメは旭化成の「 ジブロック 」スライド式ジッパーで液漏れをふせいでくれます。
清潔に保つためのキッチン用品
「 料理は後片付けまでが料理 」
一人暮らしなると後片付けはおろそかになりがちです。
食中毒の原因にもなります。
食中毒を防ぐためににもキッチンは清潔に保ち、整理整頓を心がけましょう。
食中毒での病院通いは余計な出費になり家計に負担をかけますよ。
《 揃えておくべきもの 》
● 食器洗い用具( スポンジ・洗剤 ・洗い桶 )
● キッチンの油落としとキッチンハイター
● キッチンクロス( キッチンの掃除用 )
● ゴミ箱
● 水切り食器収納ラック
食器洗い用具( スポンジ・洗剤・洗い桶 )
食器洗いを素早くするにはコツがあります。
仕分けをする
● 一人暮らしの場合は皿を重ねずにキッチンに運ぶ
● 皿の裏側が汚れないですむ
油汚れはキッチンペーパーで拭き取る
● カレーなど油ついた皿は一度キッチンペーパーで拭き取る
● 拭いたら漬け置きする
漬け置きする
● 洗い桶に出来れればお湯をはり、洗剤を入れる
● 水1リットルに対して、3mlを目安にいれる
● 漬け置き洗いは、洗剤と水の節約にもなる
● 食器洗いが楽になる
スポンジのオススメ
3Mのスコッチ・ブライト 抗菌リーフ型です。
リーフ型は、角があるのと丸みを帯びている部分があり用途に応じて使い分けが出来て便利です。
キッチンの油落とし
キッチンの油の汚れは、ほとんどが「 酸性 」です。
酸性の汚れを落とすには、アルカリ性の洗剤が有効です。
《 強アルカリ電解水 PH 13.2 》
メリット
● 除菌もできる
● お肌に優しい
● 洗剤を使いたくない場所にも使える
キッチンハイター
まな板は食中毒の一番の原因になります。
まな板のお手入れ( プラスチック製 )
● 食器洗い洗剤で余分な汚れを落とす
● むらなく除菌するために、まな板にキッチンペーパーをしいてキッチンハイターをかけます。( 30分くらい放置 )
● ペーパーをはずして、水洗いしてよく乾燥させる
キッチンハイターは、スプレータイプが使いやすくてオススメです。
キッチンクロス( キッチンの掃除用 )
調理用、食器用のキッチンクロスは、木綿など吸水性がよくしっかりしたものを選んでください。
ゴミ箱
料理をつくれば、かならずゴミがでます。
ゴミ箱はとても重要なアイテムです。
でも、ほとんどの方が適当に購入されます。
狭いキッチンを広く活用できるゴミ箱はとても使いやすく便利です。
オススメはこれ!
水切り食器収納ラック
一人暮らしのキッチンは狭いと説明しました。
狭いキッチンでの洗い終わった食器をどこに収納するかこれ、本当に迷います。
重ねておくと乾かないし、広げておけば邪魔になるしそんな悩みを解決してくれます。
これ!オススメ
一人暮らしのキッチンにとても便利!
使い終わったら、たためるのもありがたいです。
まとめ
一人暮らしで揃えるべき道具を紹介してきました。
全部をいっぺんに揃えるのはたいへんです。
必要なものを太字にしています。
後は、必要に応じて徐々に揃えてみてください。
○ 包丁
○ キッチンはさみ
○ まな板
○ フライパン
○ 鍋
○ 菜箸
○ お玉
○ 計量スプーン・計量カップ
○ ざる・ボウル
○ すり下ろし器
○ 計り
○ キッチンペーパー
○ サランラップ
○ フリーザーバッグ
○ 台所洗剤・スポンジ・洗い桶
○ キッチン洗剤・キッチンハイター
自分で料理するようになればいろんな発見があり、また健康面にも影響します。
料理する楽しさに気づいてもらえればうれしいです!
新生活応援しています! がんばってください。