現代人に必要な健康成分がたっぷり!たもぎ茸の効果を詳しく解説

2024年2月26日

たもぎ茸の画像

こんにちは!

料理人になって40年、独立開業して15年になるよしさんです!

「 幻のきのこ 」と言われるたもぎ茸の驚くべき栄養価について書いていきます。

 

たもぎ茸の特徴

たもぎ茸は、豊かな自然の恵みから生まれた貴重な食材です。

たもぎ茸はおいしさと栄養価の両面で優れた食材として、多くの人々に愛されています。

 

《 たもぎ茸の特徴 》

● 細長い軸と広がる傘の形状で、自然の造形美を感じさせる

● ほのかな甘味と深いうまみが口の中いっぱいに広がり独特な風味をもつ

● 驚くほどの栄養価

 

 栄養価の高さ

たもぎ茸は、その小さなサイズにもかかわらず、豊富な栄養素を含んでおり、健康に対するさまざまな効果が期待できます。

 

《 たもぎ茸にはビタミン群が豊富に含まれています。 》

ビタミン群には、エネルギー生成や神経機能の維持など、体内のさなざまな代謝プロセスに関与する重要な役割があります。

 

● ビタミンB2( リボフラビン )、ビタミンB3( ナイアシン )はエネルギー代謝に欠かせない栄養素

● ビタミンB5( パントテン酸 )、ビタミンB6( ピリドキシン )は神経系の正常な機能をサポートし、ストレスの軽減や心の安定にも役立つ

 

《 たもぎ茸は食物繊維の良い供給源 》

食物繊維は消化器官の健康を促進し、腸内環境を整える役割があります。

 

● 適切な食物繊維の摂取は、便秘の予防やコレステロールの調整に効果的

● 食物繊維は血糖値の上昇をゆるやかにする効果もあり、糖尿病や体重管理にも役立つ

 

《 たもぎ茸にはミネラルが豊富に含まれます 》

カリウムやリン、銅などのミネラルが、体液のバランス調整や酵素の正常な働きをサポートします。

● カリウムは血圧の調整や心臓の健康に作用して、リンは骨や歯の形成、代謝に必要な栄養素

● 銅は、酵素の活性化や鉄の吸収を助け、免疫機能や赤血球の生成にも関与

たもぎ茸は、これらの栄養素が組み合わさって、体の健康維持や免疫力の向上に役立つ食材として注目されています。

 

たもぎ茸の効果

たもぎ茸のダイエット効果

● 低カロリーで食物繊維やタンパク質を豊富に含むためダイエット中にはピッタリの食品

● 食物繊維が消化を促進し、満腹感をもたらすため、食事の量を減らすことができる

● タンパク質の摂取により、代謝を活性化し筋肉の形成や修復を促す

● 脂質や糖質が少ないため、低カロリーな食事に取り入れることができる

 

たもぎ茸の美容効果

● 脂質の吸収を抑える効果があり、脂肪の蓄積を抑制する

● 抗酸化作用により、肌の老化やシミ・しわの形成を防ぐ効果が期待される

● 保湿効果により、肌の乾燥を防ぎ、柔らかく潤いのある肌を保つ助ける

● ビタミンB群が肌の代謝を促進し、健康な肌を維持する効果がある

● ミネラル( 特に亜鉛や銅 )が肌の再生や修復をサポートし、健やかな肌を促進

 

たもぎ茸の免疫力UP効果

● β-グルガンの活性化により、免疫細胞の活性化が期待されます。

● 抗炎症作用により、炎症を抑制し免疫系をサポートします。

● 効果作用により、活性酸素から保護し、免疫系の正常な機能を維持する。

● 栄養素の豊富さにより、免疫細胞の正常な機能や免疫の調節に貢献します。

 

たもぎ茸の血糖値コントロール効果

● 食物繊維の豊富さにより、血糖値の急激な上昇を緩和し、血糖値の安低につながります。

● 低G1( グリセミックインデックス )食材であるため、血糖値の上昇をゆるやかにする効果があります。

● β-グルガンの存在により、血糖値の急激な上昇を防ぎ、インスリンの適切な分泌を促進する働きがあります。

● 脂質と糖質のバランスがよく、食事のバランスを調整することで血糖値の上昇を抑える効果があります。

※ 個人の血糖値や体質には個人差がありますので、糖尿病や血糖値管理が必要な場合は、医師や専門家と相談しながら適切な食事管理を行うことが重要です

 

 

たもぎ茸の保存方法

冷蔵庫での保存方法

たもぎ茸を購入後はできるだけ早く冷蔵庫に移すようにします、新鮮な状態で保存するためにパッケージに記載された賞味期限を確認し、期限内に使用することをおすすめします。

以下に、冷蔵庫への保存方法を書いておきます。

 

● たもぎ茸を開封した場合は、密封容器に移し替える

● たもぎ茸は湿気を嫌うのでラップでしっかりと包む

● 冷蔵室・野菜室の温度は5℃~10℃程度が適しています。

● 冷蔵庫内の他の食材や調味料からことなる香りを吸収しやすいので注意してください。

 

冷凍庫での保存方法

たもぎ茸は冷凍庫での保存も可能です。

冷凍庫での保存は、必要な時に取り出して解凍して使えるのでとても便利で経済的です。

冷蔵保存より、長期保存が出来るので適切な保存方法を紹介しますね。

 

● 冷凍保存する場合は、たもぎ茸はよく洗い水分を拭き取ります。

● 冷凍保存する場合は空気が入らないジブロックなどを使ってください。

● 冷凍容器に保存する場合は、たもぎ茸をアルミホイルで包むことで品質を守れます。

● 冷凍庫の温度は-18℃以下がベストです。

● 冷凍保存できる期間は、3ヶ月程度です。

 

 

たもぎ茸おすすめ

【 2袋セット 】たもぎ茸いりたけのこ炊き込みめし

 

炊き込みごはんが簡単に作れてしかも!たもぎ茸いりです!

栄養満点のたもぎ茸いり、炊き込みごはん

具が大きくてこの上なくぜいたく!
たもぎ茸と竹の子のだしと風味がしっかりしみ込んで、歯ごたえも最高です。

 

【 乾燥 】花咲たもぎ茸

 

「 だしのきのこ 」と言われるほど上品でおいしいダシが作れます。

乾燥させることで、味や香りと栄養素をギュッと閉じ込めている、乾燥花咲たもぎ茸

これを使えば、料理のレパートリーが増えるの間違いなしです!

 

 

【 免疫力UP 】たもぎ茸加工食品

 

純国産のたもぎ茸使用の加工食品です。
①ナイアシン      81㎎/100g
②エルゴチオネイン 1,000㎎/100g
③βーグルカン     26.9g/100g

免疫力UPたもぎ茸
感染症対策や糖尿病が心配な方にオススメの健康食品です。

 

✅ 合わせて読みたい記事

 

まとめ

たもぎ茸の効果は以下のとおりです。

1 免疫力UPや抗酸化作用による健康促進

2 血糖値の調整や糖尿病予防効果

3 コレステロールの低減や心血疾患リスクの低下

4 抗炎症作用による関節炎やアレルギー症状の緩和

5 抗菌・抗ウイルス効果による感染症予防

6 胃腸の調子を整える消化促進効果

7 美肌効果・老化予防作用

8 ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が豊富

9 風味が豊かで料理の味を引き立てる

 

ご家族の健康や美容のために

たもぎ茸を食事に取り入れて見てはいかがでしょうか!

参考文献

参考文献:川谷彰絋. “たもぎ茸について.” 美容と健康をサポートするたもぎ茸, (株)アスリー, https://www.athree.info/.