もずくの驚くべき効能!血液サラサラ効果から美肌効果まで徹底解説!

2024年8月3日

 

もずく画像

※ この記事にはプロモーションを含みます

 

こんにちは!

料理人になって40年、自分で独立開業して15年になるよしさんです。

 

今回は、栄養たっぷりで、4月~6月に旬を迎える「 もずく 」の紹介です!

もずくとは、海藻の一種で、日本や韓国、中国などの東南アジア地域を中心に分布しています。

 

水温が15℃以上ある環境で生育し、光合成によって栄養素を作り出すとともに、水中の栄養分を吸収して成長します。

 

また、もずくは多年生植物で、1年に2回ほど収穫ができるため漁業資源としてとても大切です。

もずくは、沖縄県が全国一位のもずくの産地で、生産量も15,336tと全国のシェアも約9割以上を占めています。

 

食用や医薬品として利用される栄養豊富なスーパー食材「 もずく 」を徹底解説していきます!

皆さんの健康維持のために、参考になれば幸いです。

 

✅ この記事の内容

● もずくの血液サラサラ効果

● もずくの腸内環境を改善する効果

● もずくの美肌効果

 

もずくの血液サラサラ効果

もずくに含まれる成分である「 フコダイン 」が血液をサラサラにする効果があるとされています。

「 フコダイン 」は、もずくや昆布の海藻にみられる天然成分です。

「フコダイン 」は、もずくの茎や葉の細胞壁に存在する多糖類の一種です。

 

《 多糖類 とは 》

糖と呼ばれる単位がつながってできた大きな分子です。
食べ物にも含まれていて、私たちの体の中でエネルギー源として使われたり、腸の働きをサポートしたりします。代表的な多糖類には、デンプン、セルロース、グリコーゲン、キチンなどがあります。

「 フコダイン 」は血液中のコレステロールや中性自坊の吸収を抑え、血液の循環を促進することで、生活習慣病の予防にも役に立ちます。

 

「 フコダイン 」はアルカリ性なので、酸性の食べ物と一緒にとることで、体内の吸収が促進されます。

おすすめの料理方法は、もずく酢です。

 

基本のもずく酢&三杯酢の材料( 2~3人分 )

もずく酢

【 もずく酢の材料 】

● もずく( 生食用 )・・・100g

● 生姜・・・1かけ( 約10g )

生姜は、絞り汁と千切りにして盛り付けにつかいます。

三杯酢の作り方( 4人分 )

● 米酢・・・大さじ5

● 砂糖・・・大さじ1と1/3

醤油・・・小さじ1と1/2

● だし汁・・・大さじ2~3

すべての材料をよく混ぜ合わせて、砂糖と塩をとかします。
出来あがりに、生姜の絞り汁をいれて完成です( 後はしっかり冷やしてください )

器にもずくを盛り、三杯酢をいれて千切りショウガを持って出来上ありです。

 

 

腸内環境を改善する効果

もずくには、腸内環境を改善するさまざまな効果があります。

中でも、もずくには豊富な食物繊維がふくまれており、腸内の善玉菌のエサとなることで、善玉菌の増殖をうながし、腸内バランスを良好に保つことで便通を改善し、便秘を緩和するのに役立ちます。

もずくには、ポリフェノールもふくまれており、抗酸化作用と抗炎症作用をもっています。

ポリフェノールは細胞から酸化をまもり、炎症を軽減することで健康を促進させます。

 

腸は「 第2の脳 」と呼ばれ、腸の健康が改善されると、ストレスの軽減や気分の安定が精神的にプラスの影響があるとされています。

 

おすすめの料理方法は「 もずくのお味噌汁 」です。

もずくには粘性のある成分が含まれており、腸壁を保護する効果があります。

これにより、腸内の炎症を軽減し、腸の健康をサポートします。

お味噌汁の具材にもずくとオクラをプラスすることで、味噌汁にとろみが出て、まろやかな味の味噌と相性が良いですよ!

 

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美肌効果

サラダ

もずくには美肌効果をもたらすさまざまな栄養素が含まれています。

以下に代表的な栄養素とそれらがもたらす美肌効果をご紹介します。

  1. ビタミンC
    ビタミンCは抗酸化作用をもち、肌の老化を遅らせる効果があります。
    コラーゲンの生成を促進し、肌のハリや弾力をたもちます。
  2. ビタミンE
    ビタミンEは強力な抗酸化作用をもち、肌を紫外線や酸化から守る効果があります。
    肌の保湿力を促進し、乾燥やシワの改善にも

     


  3. ミネラル
    カルシュウム・マグネシウム・亜鉛などのミネラルが豊富にふくまれており、これらのミネラルは肌の新陳代謝を促進し、肌の健康をサポートします。

     


  4. オメガ-3脂肪酸
    オメガ-3脂肪酸は炎症を抑制し、肌荒れやニキビの改善に役立ちます。
    肌の保湿機能をサポートし、乾燥から肌を守る効果もあります。

     


おすすめの料理方法は「 もずくサラダ 」

もずくサラダ

生のもずくをサラダとして食べることで、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化作用も持つ栄養素を効果的に摂取することができます。

 

もずくサラダ用ドレッシング

もずくは市販のもので大丈夫です。

後は、お好みの野菜を用意して、もずくと合わせるだけです。

おすすめは「 わさびドレッシング 」

手軽に作れるので試してみて下さい!

わさびドレッシングのレシピ

【 材料 】2人分

● 練りわさび・・・小さじ2

● サラダ油・・・大さじ3

● しょうゆ・・・大さじ2

● レモン汁・・・大さじ2

 

[ 作り方 ]
生わさびだと香りもよくおいしいですが、なければ練りわさびでOKです。

ボールに材料をいれて、よく混ぜ合わせるだけです! 簡単でしょ!

 

免疫力を高める効果

もずくには、免疫力を高める効果があります。

もずくの免疫力を高める効果を箇条書きで紹介しますね。

● もずくに含まれるフコダインが、免疫細胞の活性化をうながす。

● フコダインは抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスを軽減し、免疫細胞をまもる。

● もずくに含まれるビタミンCやビタミンEなどの抗酸化ビタミンは免疫細胞の活性化に
  働きかけます。

● もずくの食物繊維が、腸内環境を改善することで免疫機能をたすけます。

 

個人の体質や摂取量によって効果はことなる場合がありますので、適量を守りながらバランスの取れた食事をこころがけてください。

 

 

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まとめ

もずくには、血圧を下げる効果やコレステロール値を下げる効果があり、肌の保湿や美肌効果も期待できます。

また、腸内環境を整え、便秘解消にも役立ち、さらに海藻特有の成分フコダインは免疫力アップや抗ガン作用が期待されています。

特に、これからの季節食べておきたい食材ですね。

夏バテ防止にも期待できる「 もずく 」

さっぱりとした食感と風味が特徴なので、副菜として重宝しそうです。

健康維持のためにも、積極的に取り入れたいですね!