キクラゲとは?キクラゲの驚くべきパワー!知って得する栄養価と美容効果
豚骨ラーメンに合うトッピングの食材といえば・・・
やっぱり「 キクラゲ 」ですよね!
豚骨のスープにもあい、あのコリコリとした食感がたまらないと言う方も、そんなわき役みたいな存在のキクラゲですが、とてもすごいパワーがあるのはご存じですか?
国産きくらげは、日本の食文化に深く根付いた食材であり、その栄養価と美容効果から注目を集めています。
こんにちは!
料理人になって40年、自分で独立開業して15年になるよしさんです。
この記事では、国産きくらげの驚くべきパワーについて詳しく解説します。
✅ この記事の内容
● キクラゲとは海藻?山菜?
● キクラゲの特徴と栄養価
● キクラゲの品質と安全性
● キクラゲおすすめ
キクラゲとは海藻?山菜?
キクラゲは、「 菌類 」のカテゴリーです。
きくらげ自体は海藻や山菜ではなく、キクラゲ科キクラゲ属のキクラゲ(Auricularia auricula-judae)というキノコの一種
その特徴的な外見から、中国では「木耳」と呼ばれることもあります。
そして、キクラゲが日本に入ってきたのが平安時代なので、中国から日本に渡来して1000年以上の歴史があるんですね。
日本が発祥の地ではないですが、日本でも古くから愛されている食材です。
日本で「 菌類をたべて元気になろう 」と2013年の5月24日に「 菌活 」という言葉が生まれまて、キクラゲが注目を集めだして今にいたります。
キクラゲの種類
あらげきくらげ
国内のほとんどがこの「 あらげきくらげ 」です、表面に繊細な毛が生えていることから「 荒毛(あらげ)」の名前がついています。
カサがおおきく、肉厚で、ゼラチン質のプリプリでコリコリとした食感が特徴です。旬は6月~9月です。
きくらげ
北方系の品種で、表が黒褐色、裏は淡褐色で細い毛は生えていますが、あらげきくらげに比べると少ないです。
カサは薄く小さめで、乾燥保存には適していません。
白きくらげ
日本ではあまりなじみがないですが、中国では古くから栽培されています。
味や香りなどにくせがなく、白っぽい半透明な色合いとコリコリとした食感が特徴です。「 銀耳 (ぎんじ)」とよばれ、食用のほかに漢方にも使われます。
キクラゲの特徴と栄養価
人間に必要な栄養素の中でも、特に重要な5つの栄養素は、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルを「 5大栄養素 」と呼ばれています。
キクラゲの特徴は、5番目の次に重要な6番目の食物繊維が多く含まれているんですね。
その他に、ビタミンD・鉄分・カリウムも豊富にふくまれていて、特筆できるのが!
免疫力UPのエキスパートなんです!
栄養補給にもおすすめです。
市販の栄養ドリンクより糖質ゼロで安心ですよ。
食物繊維の効果
キクラゲは、ごぼうと比較して食物繊維の含有量が非情に高いです。
100gあたり食物繊維含有量で比較すると、キクラゲはごぼうの3倍以上の量を含んでいます。
特に、水溶性食物繊維の一種である、β-グルガンが豊富に含まれています。
β-グルガンは水に溶けて粘性のある物質で、便秘解消やコレステロール値の低下などの健康効果があるとされています。
水に溶ける性質をもつ食物繊維です。例えば、β-グルガンやペクチンなどがあります。このような、食物繊維は、腸内で水分を吸収し、粘り気のあるゲル状物質を作り腸内環境を整えます。
ビタミンDの効果
キクラゲに含まれるビタミンDがすごいんです!
骨粗しょう症の予防・改善:
ビタミンDはカルシウム吸収を促進するため骨粗しょう症の予防・改善にやくだちます。
ビタミンDの量は、キクラゲが14.7μgでマイタケが4.2μgです。
免疫力向上:
ビタミンDは免疫細胞の活性化を促進し、免疫力を向上させる効果があります。
糖尿病の予防・改善:
ビタミンDはインスリンの分泌を促進するため、糖尿病の予防・改善にやくだちます。
心臓病の予防:
ビタミンDは血圧を下げる効果があり、心臓病の予防にもやくだちます。
うつ病の予防:
ビタミンDは脳内のセロトニン濃度を上げることで、うつ病の改善にやくだちます。
鉄分とカリウムの効果
キクラゲには鉄分が豊富にふくまれており、貧血の予防や改善に効果があります。
鉄分は、レバーが4.0mgに対してキクラゲは10.4mgで約2.5倍です。
特に女性は月経によって鉄分が不足しがちなため、積極的に摂取することをおすすめします。
次にカリウムも多く含まれており、カリウムは血圧を下げる効果があります。
カリウムはナトリウムとのバランスが大切で、十分なカリウムを摂取することでナトリウムの吸収を抑えることができ、高血圧の予防につながります。
キクラゲの栄養価は、食べ合わせる食材によって相乗効果が期待されます。
キクラゲの品質と安全性
国産のキクラゲの品質と安全性は、一般的に高いと言われています。
理由は、日本では食品衛生法のもとづき厳しい基準がもうけられており、食品の安全性は厳密に管理されているからです。
キクラゲは一般的に生で食べることはせず、加熱処理された形で提供されます。
適切に加熱処理を行えば、一般的に安全に食べることができます。
国産キクラゲと海外産のキクラゲの違いは3つ
1.食感が違う
2.香りと味が違う
3.無農薬栽培なので安全
2007年に小学校の給食で使用する予定の中国産キクラゲから基準値の2倍以上の残留農薬が検出されたのは有名です。
海外産キクラゲと国産キクラゲでは価格にも違いがありますが、国産のキクラゲは値段は高くなりますが、品質と安全性は保証されます。
キクラゲおすすめ
熊本あさぎり産の安心・安全・肉厚な【 あさぎりキクラゲ 】
あさぎりきくらげは、10cmほどの大きさと肉厚が自慢です。
鮮度が命の「生きくらげ」は、国産しか食べられません。
ギフトセット 肉厚プリプリ 生キクラゲ熊本県産
キクラゲ生産日本一の熊本県から美味しさそのまま!
手軽に使える生きくらげ、ポン酢またはからし酢みそが選べる調味料付きギフトセット。
手土産や贈り物に最適ですよ!
森のきのこ倶楽部 乾燥 きくらげ 100g
水でもどせる、九州産の乾燥きくらげ。
国産のきくらげは栽培期間中、農薬を使用していません。
乾燥機きくらげは、アイディア次第で色んな料理に使用できて重宝します。
生のきくらげとちがい、必要なときに必要なだけ使えるのでとても助かります。
水で戻しても、大きさや厚さは申し分ないです。
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まとめ
国産キクラゲの魅力は、新鮮で高品質な食材として信頼性、食品衛生法にもとずく厳しい管理による安全性、加熱処理によっておいしく食べられますことです。
風味が豊かな食感と独特の歯ごたえが特徴で、さまざまな料理に活用できます。
キクラゲは低カロリーで栄養も高く、ビタミン・ミネラル・食物繊維が含まれています。
国産の品質と安全性に加え、健康的で多彩な料理のアクセントとして、国産キクラゲは魅力的な食材なんです。
水の水質に左右されるキクラゲの品質
熊本あさぎり産のキクラゲは、日本三大急流 球磨川の伏流、上水道を使用しています。