【 和して同ぜず 】
他人の意見に賛同することは良いことです。
でも、自分の意見を曲げてまで和やかな関係を築くのは
違います。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
飲食店を経営しながら
カウンセラー活動をしている よしさん🍀です。
今回は、『 和して同ぜず 』という
孔子の「 論語 」からの気付きをご紹介させていただきます。
私のお店は、家族経営に近い形態です。
私を筆頭に、奥さんと息子そして、早期退職した私の弟
その他に、パートさん2名とアルバイト1名
という形で日々助け合って運営しています。
お陰様で職場の人間関係を良好で
本当に有難いことだと感謝の思いがあふれています。
ここで、今回のテーマである「 和して同ぜず 」について、
簡単にご案内しますね。
「 和して同ぜす 」
読み方は、「 和して同ぜず 」
意味は、「 人と協力して和やかな関係を心がけるが、
むやみに人に従ったりはしないこと 」
この言葉の由来として
「 和 」とは、主体性をもちながら、他人と親しく交わり助けあうこと
「 同 」とは、自分の考えのないままに、ただ他人の言動に同調すること
孔子が君子の協調の仕方について
「 お互いに協力し合いながらも、むやみに同調して従ったりしないものだ 」
と述べた言葉から、この言葉はできたと言われています。
私がこの言葉を知った時
真っ先に奥さんのことが頭に浮かびました。
私の奥さんは性格上
その場限りで無責任に人の言葉に賛同できないので、井戸端会議が苦手です。
結婚して33年になりますが
奥さんが井戸端会議に加わっている姿を一度も目にしたことがありません。
まさに、『 和して同ぜず 』を体現しているといえます。
「 立派な人物は、他人と仲良く付き合うが、安易に同調はしない。
その一方で、つまらない人物は、他人に安易に同調するが、決して仲良くは付き合わない。」
という言葉通り、奥さんは噂話が苦手で男性っぽい一面があります。
そのため、類は友を呼ぶ、というように
奥さんの友達も同様にサバサバした印象の方が多いです。
そして
奥さんの中で明確な判断基準を持ち、そのルールを元に行動しています。
「 和 」とは
皆んなが向かうべき目標に向かうのに妨げるこなく、そこに向かう原動力の
一部となること
「 同 」とは
皆んなが向かうべき目標に向かっているかは関係なく、とにかくその集団を守るために、皆同じように振る舞うこと
奥さんに以前尋ねたことがあります。
私「 『 井戸端会議 』しないよね? 」
奥さん『 する意味がわからない 』
私『 仲間はずれにならないの? 』
奥さん 「『それ仲間じゃないじゃん 』 めんどくさい!」
そして奥さんが
❝ 例え、他人と異なる振る舞いをしても、その場で必要な行動なら
する必要があるんじゃない。❞
皆んなを同じ意見にしようとするのは無理がある。
その結果、当店の従業員も同じ価値観を持った方が自然と集まってきます。
素晴らしい奥さんを持ったおかげで
本当に今まで良いご縁に恵まれました。
お互いに認め合い尊重しあう関係が築けています。
人財は、かけがえのない財産であり宝です。
大切な奥さんや家族と従業員に感謝の想いを改めて伝えていきます。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございます🍀
皆様の幸せを
心から信じて願っています!