【 飲食店経営に必要なマインド 】潜在意識を理解すれば愚痴を言うのがバカらしくなる
はじめまして! 料理人になって40年、独立開業して15年のよしさんです!
飲食店で働いていると、職場の同僚やお客さんから「聞きたくもない愚痴を聞かされて……」なんてこと多いと思います。
よく「愚痴をこぼす」と言いますが当然こぼす人”がいれば、”拾う人”が出てきます。
拾った人がまた愚痴をこぼせば、さらに愚痴の種が蒔かれていくことにもなりかねません。
そうなればお店の雰囲気は悪くなるばかりで、少しも良いことはないですね。
では!今日は「愚痴の正体」と「愚痴は言わない方がいい理由」
そして「愚痴をエネルギーに変える方法」を説明しますね!
✔ この記事の内容
● 愚痴の正体
● 愚痴の種類
● 愚痴は言わない方がいい理由
● 愚痴をエネルギーに変える方法
これを知れば!明日から「愚痴を言うのがバカらしい」と思います。
愚痴の正体
愚痴の正体は、「現状を維持」出来ないことへの不安や苛立ちです。
現状を維持できないとは、今までのやり方や考え方が通用しないこと。
そして現状が維持できていないと思い、それを「他人や環境」のせいと考えるようになることです。
また仏教では「愚痴」は、「文句をいう事」ではなく、「愚かなこと」という意味になり、仏の教えにはほど遠い「無明」といわれます。
「愚痴」は目先のことにとらわれて、真理を解(かい)する能力のない愚かな心で暗闇から明かりを見いだせない状態で特に強力な煩悩の一つです。
「真理を解(かい)する能力」を潜在意識的に考えると、全ての出来事は自分の思考が”引き寄せる”と理解することです。
経営の神様でパナソニックの創業者 松下幸之助氏の有名な言葉で「雨が降っても自分のせい」と言っています。
物事がうまくいかない原因はすべて自分にあり、自分の心や行動を見つめ直しそこから立ち上がる前向きな気持ちを持つことが大切だと説いています。
松下幸之助氏ほど「真理を解(かい)する能力」が高い人はいないですね
雨が降っても自分のせいと思わないまでも、他人や環境のせいにはしたくないですね。
「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分だけ」
愚痴の種類
愚痴は3つの種類に分けることが出来ます
- 発散型 「そんな事言ってもしょうがない」と思いながらが止まらなくなる
- 承認欲求型 自分はこんなに○○○しているのに・・・わかってくれない
- 同調型 自分と同じ意見に安心して問題点を見ないようにする
この3つの愚痴をこぼす人がいれば、当然”拾う人”=聞き役になる人が出てきます。
聞き役の人は相手から信頼されていて、一番の理解者だと思われています。
なぜなら、愚痴を拾う人は精神的に上の立場の人間だから
なので、愚痴を拾う人は決して「同調して愚痴をこぼす」のはダメなのです。
それじゃ!どうすればいいの?と聞こえてきそうです。
では対処法を説明しますね。
お客さんなので無視するわけにはいかないので、上手く相手をするしかないですが3つの型にそって対応の仕方を変えなければいけません。
発散型は、「答え」は求めておらず、ただ聞いて欲しいだけなので「ウン、ウン」とうなずきながら、たまに「そうなんだ」と聞き役に徹するこれが一番です。
承認欲求型は、自分がどれだけ頑張っているかということを認めて欲しいだけなので、
あなたから「頑張ってるね」、「すごいよ」と言ってあげてください。
同調型は、これは自信がない人がよく使います、愚痴を言うことで自分は間違っていないと安心したいのです。だから「間違っていないよ」と伝えるだけです。
めんどくさい!と思うかもしれませんが、忘れないでください
もしあなたが愚痴を拾う人ならば聞き役に徹するためには心の平安が必要にます。
愚痴を拾える人はいわば、徳の高い人間なんです。
あなたは、「愚痴」よりも日々の中で良い出来事を探すことが出来る人間でそして「愚痴」の中から「感謝」を見つけられる人間なんです。
愚痴を言わない方がいい理由
理由 ① 愚痴を言うことで成長のチャンスを逃す
愚痴を言い始めると止まらなくなる人がいます。
これは、「自己解決能力」が低い人に多いです。
愚痴が止まらないのは「不満」が原因です。
不満からくる愚痴を解決するには
- 環境を変える努力をするか
- 自分を変える努力をするか
この2つだけです。
環境を変えるためには、自分から働きかける必要が出てきます。
1.自分が中心になって物事をすすめなければならないし、それだけの覚悟がいります。
2.自分を変えるためには、自分の悪い点をさがし「自分と向き合う」努力も必要です。
ですが、この2つは必ず自分自身を成長させてくれます。
ましてや愚痴を言って「人や環境のせい」にすれば、成長のチャンスを自ら捨てることになります。
成長のチャンスは捨てたくないですよね。
理由 ② 自分の価値を下げずに済む
「人の口に戸は立てられない」愚痴は時として、悪口に変わることがあります。
自分ではそんなつもりはなくても、相手の受け取り方では悪口に、そして聞かれたくない人に伝わることも
悪い行いをすればすぐに世間に知れ渡る 参考元 goo辞書
そうなれば、「愚痴ばかり言う人」とレッテルをはられ自分の価値を下げることにもなり信頼関係が壊れる可能性もあります。
愚痴は言わない方が自分の「価値」を下げずに済ます。
理由 ③ 相手の良い部分を見つけられなくなる
愚痴はこぼす人の特徴は「相手の嫌なところ」に目がいきやすいです。
人間、良いところも、悪いところもあります。
愚痴をこぼすことが癖になれば、相手を理解して良いところを見つける姿勢を止めてしまうため、ネガティブな気持ちが更に強くなります。
ネガティブな気持ちが強いとそれと同調した人や出来事が集まりそのループから抜け出せなくなります。
周りに人がよってくる人の特徴は「相手の良いところ」だけを見ています。
自分を認めてくれる人に、人は集まります。
人が集まればそれだけで、エネルギーが高い状態なのでどんどん良い人や良い出来事が引き寄せられます。
だから、愚痴をこぼすのは止めて、「相手の良いところに目を向ける」ように意識しましょう!
愚痴をエネルギーに変える方法
愚痴というのは、言い方を変えれば「理想と違うことへの不満」です。
これは「現状に不満がある」とも言えます。
潜在意識には、現状維持メカニズムがあります。
愚痴=「現状に対しての不満」です。
愚痴をこばすと現状に対しての不満を変換させる行動を止めることになり潜在意識から考えると「不満を変換させるエネルギー」を垂れ流すことになります。
だから”愚痴をこぼす”のをぐっと我慢し「不満を変換させるエネルギー」を垂れ流すことを止めて
それを圧縮して上昇エネルギーに変換させるのです。
それができれば、愚痴の原因をもとに最善の方法を考えられて、さらに門外解決の糸口を見つけられる可能性が出てきます。
エネルギーに変換する3つの方法
① ネガティブなエネルギーも有効活用する
② 自分がなぜ愚痴を言うのかを正しく知る
③ 愚痴をはいてしまったらこの言霊でエネルギーに変換する
① ネガティブなエネルギーもエネルギーだから有効活用する
ネガティブな感情それはマイナスのエネルギーですが立派なエネルギーです、
そのパワーを無駄にしては勿体ないです。
事業で成功している人は少なからず、自分の境遇に反発してそれをバネにして偉業を成し遂げた人たちです。
成功者と呼ばれる人は、「愚痴をこぼすことで発散するのは勿体ないと」気づいています。
発散せずに、溜めて圧縮すればそれが上昇エネルギーになるのを知っているのです。
②自分がなぜ?愚痴を言うのか正しく理解するには
愚痴が出ることを正しく理解するには紙に書き出すのが一番効果的です。
紙に書く行為は「潜在意識」が活発に動きます。
《書き出すことの重要性》
- 頭の中を整理出来る
- 物事を俯瞰して観ることが出来る
- 自分の気持ちに気づく
- 問題点がわかり解決策が見つかる
- 違った考えが受け入れられる
書き出す物はノートでも、コピー用紙でも、メモ帳でもなんでもいいです。
今はアプリもあるのでそれを使うのもOK!です
紙に書き出すことで、潜在意識が活発に働き頭の中の感情が整理され、
自分が何に対して「怒り」「悲しみ」「辛さ」「憤り」を感じるのかが見えてきます。
潜在意識が優位になっている状態で「それで、どうしたいの?」と自分に問いかけるのです。
自分に問いかけることで、「本当の自分の気持」に気づけるはずです。
そうなれば、自然と前進するエネルギーに変換されています。
さらに、後で見返してみると、新たな気付きにつながることがあります。
感情と向き合い、自分と向き合う時間が作れればやるべきことや将来の目標も見えてきます。
③ 愚痴をはいてしまったらこの言霊でエネルギーに変換する
言ってしまったあとに一瞬で良い言霊に変換する方法
それは!
「でも、そのおかげで〇〇で良かったありがとう」と付け加える方法です。
愚痴は吐いて終わりだと、現状は変化しません。
ですが、「でも、そのおかげで〇〇で良かったありがとう」と呟けば潜在意識はその良かった事を必死で探します。
そして、その良かった事に気づけるようになるのです。
まとめ
潜在意識の現状メカニズムが脅かされると、不平や不満が出てきます。
それを「愚痴としてこぼす」ことになると、自分のエネルギーを垂れ流すことになりいつもパワー不足の状態、それでは、いざ!という時にパワーが出ません。
チャンスはいつ来るかわからない、その時にパワー不足だとせっかくのチャンスをものに出来ないのです。
これは、勿体ない事です。
だから愚痴をこぼさず、上手く溜め込んで前進するエネルギーに変換しましょう!
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